家族の支援等
公益社団法人認知症の人と家族の会・京都府支部
同じ悩みを持つ当事者や家族同士が意見交換し、介護や生活上の工夫を学び、気持ちを共有する場はとても大切です。「つどい」による仲間との交流、会報の発行、電話相談などが行われています。
若年性認知症の人やその家族を対象に、参加者が自由に話しながら情報交換や介護について学び合う「若年のつどい」も開催されています。
所在地:〒602-8143京都市上京区堀川通丸太町下ル 京都社会福祉会館内
電話:075-811-8399 FAX:075-811-8188
ホームページ :http://www.alzheimer.or.jp/
介護休業制度(介護する家族のための制度)
仕事と介護を両立できるように労働者を支援するための制度です。
扶養義務のある家族の介護をする際に、介護対象者1人に対して、通算3カ月を限度として取得できます。なお、休業期間中は無給ですが、雇用保険から介護休業給付等(休業前給与の約4割・3カ月間)が受けられる場合があります。
家族の介護のために退職しなくてもよいように、これらの制度の利用を検討してください。
詳しくは、事業所を所管するハローワーク等にご相談ください。
認知症、知的障害、精神障害などで判断能力が不十分な人の権利擁護に関して、「地域福祉権利擁護事業」(日常生活自立支援事業)と「成年後見制度」があります。「地域福祉権利擁護事業」は、援助内容が福祉サービスの利用援助や日常的な金銭管理が中心となりますが、「成年後見制度」は財産管理や契約等の法律行為に関する援助などが主な役割となります。場合によっては2つの制度を併用することも可能です。