京都府・機構の取組報告ブログ内詳細
平成29年度第2回京都府市町村認知症施策連絡会を開催しました
2017年10月24日
下記のとおり、今年度第2回目の市町村認知症施策連絡会を開催しましたので、概要をお知らせします。
1 日 時 平成29年10月24日(火) 午後1時15分~午後4時15分
2 場 所 京都府医師会館3階 310
3 参加者 44名(内訳 市町村39名 保健所5名)
4 内 容
・京都府からの報告「京都府における若年性認知症支援体制の構築について」
・当事者からの報告「若年性認知症の当事者が地域に求めること」
杉野 文篤氏、由美子氏
・実践を通じた報告①「川西市における若年性認知症の支援について」
兵庫県川西市中央地域包括支援センター 主任介護支援専門員 森上 淑美氏
・実践を通じた報告②「西宮市若年性認知症交流会(わかみや会)の取組」
兵庫県西宮市地域共生推進課 主事 村田 昇平氏
・グループワーク「若年性認知症の人と家族に必要なこと・できること」
(当事者からの報告)
(実践を通じた報告 川西市)
(実践を通じた報告 西宮市)
(グループワーク)
5 市町村アンケート結果(抜粋)
(1)若年性認知症支援について市町村が行っている主な取組
・若年性認知症支援基礎研修、障害者就労支援事業所へのアンケート
障害者地域生活支援センターへのアンケート
・認知症カフェの運営(若年性認知症特化型)
・認知症カフェの運営( 〃 非特化型)
・障害者支援担当部署と連携した個別ケース対応
・北宇治地域包括支援センター内で卓球クラブを開始、
れもんカフェで若年性認知症の方を講師・演者として
参加することで就労機会の提供、茶摘み
・初期集中支援チームで、若年性認知症の方に関わっている
(2)取組を進める上で課題になっていること
・府内の高齢者支援担当部署以外との温度差があり、身内で連携しにくい
・新規の方の発掘
・移動支援等外出時の支援
・ケースが少なく、対象者のニーズが分からない
・実態把握
・診断直後、初期の段階で病院から相談が入るケースが少ない
・広域で取り組む方が効率的で効果的だが、他市町との連携が難しい
・市内に専門医療機関がなく、市外の医療機関との連携が難しい
(3)今後、必要な情報など
・先進的に取組をしている他都市の情報
・京都府が把握している統計数値(障害者手帳数値)
・就労支援・レクリエーションの情報
・支援がうまくいった事例
・精神保険福祉総合センターが把握している若年性認知症の人の人数
・圏域内での情報交換の場
・本人の意見
6 成 果
市町村からはこれから取り組むこと、今後取り組めそうなこととして下記のような意見がありました
<これから取り組むこと>
・若年性認知症支援コーディネーターとの連携
・啓発活動
・ケアマネジャーや包括支援センターだけで抱えず、認知症地域支援推進員や若年性認知症支援コーディネーターが一緒に関わり、新たな資源開発に繋げる。
・認知症疾患医療センター、地域支援推進員、障害者支援担当部署等と連携したニーズ(実態把握)調査
・就労支援を通じた生きがいづくり
・当事者、支援者が一緒に楽しむ活動
・若年性認知症をテーマにした講演会の開催
<今後取り組めそうなこと>
・総合事業の資源開発に若年性認知症の方の居場所の視点を盛り込む
・若年性認知層専門カフェについて、圏域単位で利用できるよう保健所で調整
・若年性認知症本人の参加がなくてもまずは交流の場をつくる
・医療と介護の連携のために、認知症カフェ等への医師の参加
・小規模のセルフヘルプグループがあるため、圏域内でつながり、規模を拡大したい
・認知症カフェやサロン等今ある資源の機能強化
・CATVでの啓発ドラマで若年性認知症を取り上げる
・市町村単独でなく、合同で若年性認知症交流会世話人会を立ち上げる
7 今後の展開
今年度第3回目の市町村認知症施策連絡会を平成30年2月21日に開催します。
「SOSネットワーク」、「京都式オレンジプラン」をテーマとし、京都における次年度以降の取組について意見交換を行います。
1 日 時 平成29年10月24日(火) 午後1時15分~午後4時15分
2 場 所 京都府医師会館3階 310
3 参加者 44名(内訳 市町村39名 保健所5名)
4 内 容
・京都府からの報告「京都府における若年性認知症支援体制の構築について」
・当事者からの報告「若年性認知症の当事者が地域に求めること」
杉野 文篤氏、由美子氏
・実践を通じた報告①「川西市における若年性認知症の支援について」
兵庫県川西市中央地域包括支援センター 主任介護支援専門員 森上 淑美氏
・実践を通じた報告②「西宮市若年性認知症交流会(わかみや会)の取組」
兵庫県西宮市地域共生推進課 主事 村田 昇平氏
・グループワーク「若年性認知症の人と家族に必要なこと・できること」
(当事者からの報告)
(実践を通じた報告 川西市)
(実践を通じた報告 西宮市)
(グループワーク)
5 市町村アンケート結果(抜粋)
(1)若年性認知症支援について市町村が行っている主な取組
・若年性認知症支援基礎研修、障害者就労支援事業所へのアンケート
障害者地域生活支援センターへのアンケート
・認知症カフェの運営(若年性認知症特化型)
・認知症カフェの運営( 〃 非特化型)
・障害者支援担当部署と連携した個別ケース対応
・北宇治地域包括支援センター内で卓球クラブを開始、
れもんカフェで若年性認知症の方を講師・演者として
参加することで就労機会の提供、茶摘み
・初期集中支援チームで、若年性認知症の方に関わっている
(2)取組を進める上で課題になっていること
・府内の高齢者支援担当部署以外との温度差があり、身内で連携しにくい
・新規の方の発掘
・移動支援等外出時の支援
・ケースが少なく、対象者のニーズが分からない
・実態把握
・診断直後、初期の段階で病院から相談が入るケースが少ない
・広域で取り組む方が効率的で効果的だが、他市町との連携が難しい
・市内に専門医療機関がなく、市外の医療機関との連携が難しい
(3)今後、必要な情報など
・先進的に取組をしている他都市の情報
・京都府が把握している統計数値(障害者手帳数値)
・就労支援・レクリエーションの情報
・支援がうまくいった事例
・精神保険福祉総合センターが把握している若年性認知症の人の人数
・圏域内での情報交換の場
・本人の意見
6 成 果
市町村からはこれから取り組むこと、今後取り組めそうなこととして下記のような意見がありました
<これから取り組むこと>
・若年性認知症支援コーディネーターとの連携
・啓発活動
・ケアマネジャーや包括支援センターだけで抱えず、認知症地域支援推進員や若年性認知症支援コーディネーターが一緒に関わり、新たな資源開発に繋げる。
・認知症疾患医療センター、地域支援推進員、障害者支援担当部署等と連携したニーズ(実態把握)調査
・就労支援を通じた生きがいづくり
・当事者、支援者が一緒に楽しむ活動
・若年性認知症をテーマにした講演会の開催
<今後取り組めそうなこと>
・総合事業の資源開発に若年性認知症の方の居場所の視点を盛り込む
・若年性認知層専門カフェについて、圏域単位で利用できるよう保健所で調整
・若年性認知症本人の参加がなくてもまずは交流の場をつくる
・医療と介護の連携のために、認知症カフェ等への医師の参加
・小規模のセルフヘルプグループがあるため、圏域内でつながり、規模を拡大したい
・認知症カフェやサロン等今ある資源の機能強化
・CATVでの啓発ドラマで若年性認知症を取り上げる
・市町村単独でなく、合同で若年性認知症交流会世話人会を立ち上げる
7 今後の展開
今年度第3回目の市町村認知症施策連絡会を平成30年2月21日に開催します。
「SOSネットワーク」、「京都式オレンジプラン」をテーマとし、京都における次年度以降の取組について意見交換を行います。