京都府・機構の取組報告ブログ内詳細
第2回京都府認知症初期集中支援チーム連絡会を開催しました
2017年06月06日
認知症の人が府内のどの地域に在住していても同等の支援が受けられるよう、認知症初期集中支援チームによる支援内容の共有等により、支援の質の向上を図ることを目的に上記連絡会を開催しました。
(当日の会場の様子)
■日 時 平成29年6月6日(火)15:00~18:00
■会 場 京都府医師会館 310会議室
■出席者 チーム運用中の市町村:11市町村・25名
チーム準備中の市町村:12市町村・22名
保健所:7保健所 11名
■進 行 京都府立医科大学附属病院
■内 容
1 あいさつ
2 情報共有
(1)平成29年度認知症初期集中支援強化事業の進め方について
(2)府内認知症初期集中支援チーム取組状況調べについて
3 意見交換
事前に市町村に募集した意見交換を希望するテーマに沿って報告と意見交換
<普及啓発>
Q.チームの周知方法や、重点的周知を行っている対象について
◇意見
・ただチームを周知するのではなく、認知症支援において気になることや困っていることはないか併せて訪ね歩いた。
・普及啓発の方法もチーム員で検討した。
・広く広報しても相談に対応できなくなるということはあまりない。
<訪問支援対象者の把握>
Q.初期集中支援チームと地域包括支援センターとの役割分担について
◇意見
・チームは複数の関係者で検討するため、結果的に短期期間で支援が軌道に乗る。短期間かつ集中的に支援する必要があるケースをチームが扱う。
・チームの動きや役割を知ってもらう意味でも、チーム員会議に包括職員が参加することが重要。
<アセスメント>
Q.家族等の協力が得られにくいケースはどのように対応するか
◇意見
・アセスメントシートに落とし込むことができなければ、本人の言葉を評価する。
・シートへの落とし込みが難しい場合でも、シートを使わなければ包括やケアマネジャーと動きに差が無くなるため、根気強く丁寧に聞き取る。
<初回家庭訪問の実施>
Q.初回家庭訪問で認知症に関する基本的な説明にはどのようなツールを使うか
◇意見
・医療機関で説明を受けても当事者は理解しきれていない場合もあり、何度も丁寧に病気の説明が必要。
・認知症カフェを案内して交流を促すとともに、カフェでアセスメントや本人の本音を聞く。
・初回は特に関係性構築を重視し、認知症の説明はあまりしない。
<チーム員会議>
Q.日程調整が難しいが、随時開催すべきか、日にちを固定して開催すべきか
◇意見
・固定しないと日程調整ができない。新規ケースがなければ経過説明や事業全体の情報共有を行う。
・チームが軌道に乗れば、固定日開催とするチームが増える。
<初期集中支援の終了とその後のモニタリング>
Q.モニタリングはどの時点で、どのように、いつまで行うか
◇意見
・終結後2か月以内に、引き継いだ関係機関にヒアリングを行う。
・特にZaritは支援が軌道に乗った後行うことに意味がある。
・いつの時点を終結とし、どの時点に何を評価するためモニタリングを行うかはチーム員会議で検討する。
<専門医療機関との連携>
Q.若年性認知症のケースに係る、認知症疾患医療センターとの連携状況について
◇意見
・若年性認知症の人は特に地域に知られたくないという場合がある。
・ケースの紹介を受けたことはない。
・府内では少なくとも総合病院と地域の連携はあまり進んでいない。身体合併症で受診した方に認知症支援が必要なケースもあるため、初期集中支援チームとの連携等地域の病院へ積極的に情報提供していただきたい。
(当日の会場の様子)
■日 時 平成29年6月6日(火)15:00~18:00
■会 場 京都府医師会館 310会議室
■出席者 チーム運用中の市町村:11市町村・25名
チーム準備中の市町村:12市町村・22名
保健所:7保健所 11名
■進 行 京都府立医科大学附属病院
■内 容
1 あいさつ
2 情報共有
(1)平成29年度認知症初期集中支援強化事業の進め方について
(2)府内認知症初期集中支援チーム取組状況調べについて
3 意見交換
事前に市町村に募集した意見交換を希望するテーマに沿って報告と意見交換
<普及啓発>
Q.チームの周知方法や、重点的周知を行っている対象について
◇意見
・ただチームを周知するのではなく、認知症支援において気になることや困っていることはないか併せて訪ね歩いた。
・普及啓発の方法もチーム員で検討した。
・広く広報しても相談に対応できなくなるということはあまりない。
<訪問支援対象者の把握>
Q.初期集中支援チームと地域包括支援センターとの役割分担について
◇意見
・チームは複数の関係者で検討するため、結果的に短期期間で支援が軌道に乗る。短期間かつ集中的に支援する必要があるケースをチームが扱う。
・チームの動きや役割を知ってもらう意味でも、チーム員会議に包括職員が参加することが重要。
<アセスメント>
Q.家族等の協力が得られにくいケースはどのように対応するか
◇意見
・アセスメントシートに落とし込むことができなければ、本人の言葉を評価する。
・シートへの落とし込みが難しい場合でも、シートを使わなければ包括やケアマネジャーと動きに差が無くなるため、根気強く丁寧に聞き取る。
<初回家庭訪問の実施>
Q.初回家庭訪問で認知症に関する基本的な説明にはどのようなツールを使うか
◇意見
・医療機関で説明を受けても当事者は理解しきれていない場合もあり、何度も丁寧に病気の説明が必要。
・認知症カフェを案内して交流を促すとともに、カフェでアセスメントや本人の本音を聞く。
・初回は特に関係性構築を重視し、認知症の説明はあまりしない。
<チーム員会議>
Q.日程調整が難しいが、随時開催すべきか、日にちを固定して開催すべきか
◇意見
・固定しないと日程調整ができない。新規ケースがなければ経過説明や事業全体の情報共有を行う。
・チームが軌道に乗れば、固定日開催とするチームが増える。
<初期集中支援の終了とその後のモニタリング>
Q.モニタリングはどの時点で、どのように、いつまで行うか
◇意見
・終結後2か月以内に、引き継いだ関係機関にヒアリングを行う。
・特にZaritは支援が軌道に乗った後行うことに意味がある。
・いつの時点を終結とし、どの時点に何を評価するためモニタリングを行うかはチーム員会議で検討する。
<専門医療機関との連携>
Q.若年性認知症のケースに係る、認知症疾患医療センターとの連携状況について
◇意見
・若年性認知症の人は特に地域に知られたくないという場合がある。
・ケースの紹介を受けたことはない。
・府内では少なくとも総合病院と地域の連携はあまり進んでいない。身体合併症で受診した方に認知症支援が必要なケースもあるため、初期集中支援チームとの連携等地域の病院へ積極的に情報提供していただきたい。