認知症の人と家族が、住み慣れた京都で安心して暮らしつづけるために。

4月6日(土)に、与謝野町の岩滝クアハウスで健康推進活動を実施しました。
6名の参加がありました。
認知症について、物忘れの状態はよくあることで少しのヒントで思い出せます。
しかし、記憶障害であればヒントがあっても思い出すことができません。
そこで本人はイライラし怒りっぽくなったり落ち込み悲しみに沈むことになり、自身が一番苦しんでいることになります。
そんな方を身近にいらしたら優しくその場の会話を楽しむ機会を持っていただくことが大切であると話しました。
皆さん顔をあげてきてくださる方と下を向いている方といらっしゃいました。
やはり伝えることは難しいです。
特に下を向いている方は９０歳後半の母親を持つ方でした。家族にそんな方がいらっしゃるのは大変な日々であることが伺えました。
その後少し母親の様子について話してこられ、毎日の関わりを話してこられました。
ただ聞くだけでしたがこれもこの方のストレス解消になるかとも思いました。
今回３６５歩のマーチを実施し、ご自身が失敗しても笑って参加いただけました。
私も間違えましたが。
認知症について、少しずつ皆さんの反応を見ながら続けていくことも大切かなと思います。